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【薬剤師は負け組?】負け組薬剤師にならない方法と考え方とは。

体験談
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とある薬剤師
とある薬剤師

「薬剤師って実は負け組なんじゃ…」

と思ったことはありませんか?

「6年間大学に通って、国家資格を取ったのにこの給料…。」

「私立大学なんて、学費いくらかかると思ってるんだ…。」

「社会的地位が思っていたよりも低い…?」

「ずっと勉強していかないといけない職種なのに、見合ってない…。」

等々、特に同じ6年制の医師と比べてしまいあれ?薬剤師って負け組?と思ってしまうこともあると思います。

でも薬剤師って実は凄く良い職業なんだよと伝えたいのですが、

その前に『薬剤師が負け組と思ってしまう原因』と『本当に負け組薬剤師になってしまないようにする方法』を解説していきたいと思います。

この記事を読むと…

・薬剤師が負け組と思ってしまう原因3選!
・本当に薬剤師は負け組か?検証してみる。
・本物の負け組薬剤師にならないための対策と方法。

についてわかります!

まかりん
まかりん

誰だって『負け組』になりたくないよね!

薬剤師が負け組だと思ってしまう原因3選

まずは何故薬剤師が負け組だと思ってしまうのか、考えてみましょう。

医者との比較

まずは同じ6年制の医師と比べることが多いと思います。

「医師は○○なのに…。」と比較してしまうことが多々ありますよね。

薬剤師の方の中には、もともとは医師を目指していたという方もいると思いますので、より比べてしまうことでしょう。

「いっそ4年制で良かったのでは…?」と感じることも多いのですが(苦笑)、薬剤師の6年制は始まったばかりですので、今後の薬剤師の待遇は私たちにかかっていることでしょう。

給料と年収の伸び

医師の平均年収が1,400万に比べ、薬剤師の平均年収は580万。

半分ですらないじゃん!とこちらも医師と比較してしまいます。

「同じ6年制でなかったらここまで比較しなかったのかも…。」

とか思ってしまいますが、何度も言いますが、薬剤師の年収はこれからの私たちの働き次第だと思っています。(と言い聞かせている。)

さらに薬剤師と言えば、初任給こそ他より高いものの、その後の昇給が少ない(ほぼないことも)職種です。40代くらいになってくると、『隣にいる友達のほうが給料を多く貰っていた!』ということも良くある話。

そんな話を聞くと、つい「高い授業料払って、6年も大学行って、自分って何してるんだろう。」と感じてしまうことがあります。

社会的地位

薬局でも病院でもドラッグストアでも、薬剤師の地位は高くないです。

そもそも『薬剤師って何してるの?』と仕事内容を理解されてないことも多く、病院では患者さんに『えっ!病院って薬剤師の人勤めてるの?』と言われたことも…。(特に外来の患者さんは薬剤師と関わらないですから…。)

それなりに勉強して専門職なのに、あまり仕事内容を理解されてないって辛すぎです。

本当に薬剤師は負け組か?検証してみる

実際に本当に薬剤師は負け組なのか?

色々な角度から検証してみたいと思います!

給料

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均年収は578万円です。

男女別では、男性が623万円、女性が543万円です。

日本の平均年収は460万円なので、平均年収と比べると100万ほど高くなります。

「平均と比べたって、医療系と比べるとどうなのよ?」

となりますよね。

医療系の平均年収はこちら。

職種平均年収
医師1,437万円
薬剤師578万円
診療放射線技師537万円
臨床検査技師509万円
看護師508万円
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(厚生労働省)

やはり医師がぶっちぎり1位に君臨していて、次いで2位が薬剤師と続きます。

6年制になった費用対効果を考えると、せめて医師と放射線技師の間ぐらい(900万くらい)に位置していたいものですが、やはり今は6年制になったばかりなので、これからの6年制薬剤師にかかっていますかね…。

とはいっても、医療職の中でも第2位の位置にいるので『負け組』とは言い難いでしょう。

やりがいと仕事の大変さ

やりがいでいくと、薬剤師は深く追求できる職種であるし、浅く追求しないでも何とかなることもある職種でしょう。(現状では…)

病院・薬局・ドラッグストアや企業など職種でも変わってくるし、総合病院や薬局でも門前の病院がどのような所かで求められるスキルが変わってきます。

自分のやりがいに合わせたレベルで働き先を変えれますので、そこは薬剤師の強みの1つでしょう。

仕事の大変さでいうと、もちろん働く場所によると思いますが医師や看護師と比べると優しいほうではないでしょうか。

当直のある病院でなければ夜勤などはありませんし、病院以外では急患などもありません。

【男女別では?】

かなり個人的意見になってしまいますが、男女で求めるところも変わってくると思いますので、男女別でまとめてみました。

給料面早くから頭打ちだけど、高収入の部類女性にしては多く貰える(途中でやめたとしても)
やりがい専門家として突き詰めれる子育中は少しセーブしたり、パートになったりしても働くとありがたがられる。
昇進ポスト少なめなので、狙って行く(希望者)ポスト少なめなので、狙って行く(希望者)
子育ての両立(帰宅後)家事育児に参加できて、妻と子供に喜んでもらえる(割と融通がききやすく)両立しやすい

どのようにでも出来る感じに仕上がりました。

薬剤師はやりがいも見つけやすく(自分の興味のある所へ転職しやすいため)、仕事も体力的にハードすぎない(頭は使いますが…)点ではかなり良い職業ではないでしょうか。

ライフワークバランス(自由度の高さ)

いくら高収入がよくても、全く自由な時間がないのはきついもの。

仕事がハードすぎて休みの日は何も出来ない…というのも辛いです。

その点、薬剤師はワークライフバランスがとりやすい職業であるといえます。

独身の方は趣味に時間を割けますし、子育て中のかたは子供との時間をしっかり確保することもできます。

さらに薬剤師は公務員や一般企業の人たちとは違い、今勤めている職場を辞めたからといって給料が大幅に下がることはありません。(むしろ転職で給料が上がることの方が多い。)

極端な話、

「ちょっと沖縄で生活してみたいから、5年程行ってみよう。」

「やっぱ大都会東京でしょ!東京の空気を吸いに行こう!」

と観光がてら好きな場所で働くことが出来ます。

このように『働く場所を選ばない』というのも、薬剤師の魅力の1つではないでしょうか。

『負け組薬剤師にならないで!』本当の意味での負け組薬剤師とは。

免許だけに頼る

免許取りたての時の私はこんな感じでした…(汗)

「やった!薬剤師免許も取ったし、何でも出来るぞ~。」

と思っていましたが、実は免許取ってからがスタートなんですよね。

わからないことだらけ、知らないものばかり、ましてや他の職種のことなんてさっぱり。

本当は(あの膨大な疑問を)1つ1つずつでも解消していかないといけないですよね。

「私は薬剤師免許があるから、(それだけで)大丈夫。」と思って何もしていないと、30代・40代になっても全く使えない薬剤師になってしまいます

いきなりですが、

①新卒の全く使えない子(あと35年ほど働いてくれるかもしれないし、今後伸びしろがある。)

②30代の全く使えない子(あと25年程働いてくれそう。でも伸びしろなしだし、新卒に比べて給料の支払多い。)

あなたが経営者の場合、どちらを雇いたいですか?

『あの人はダメだ。』と真っ先にクビ候補にならないように、免許だけに頼る負け薬剤師にならないようにしましょう。

自分を磨かない

「薬剤師ってずっと勉強しないといけないから大変じゃん…。」と思うかもしれませんが、でも勉強って医療系に関わらずやる人はやりますよね。

自分が好きか嫌いかにかかわらず、自分の仕事だから勉強して、試行錯誤して仕事する人がどんどん上に行くわけで、そうでないならヒラのままです。

医療系とは関係ありませんが、ある会社の部長クラスの人が「私は毎日必ず本を1冊読むようにしています。」という方がおられました。

こんな話は序の口で、頑張る人は職種関係なしに頑張るし、頑張らない人はたとえ医師であっても頑張らないと思います。

認定薬剤師を取れ!とか専門薬剤師になれ!と言っているわけではなくて、毎日少しずつでも自分を磨いていこう!という意識が大切です。

周りを見ず、虚勢だけをはっている

先ほどの免許だけに頼る話と似ていますが、どの業種の人もきちんと仕事をこなしている人はこなしていますので、「薬剤師なんだよね。」と変なマウントを取らず、謙虚に働きましょう

働かして貰っている企業にも、働いてやっているなんてイタイ薬剤師になってはいけないですし、調剤助手や調剤事務の人達にも丁寧に接しましょう

イタイだけで全く利益に結びつかない薬剤師・職場の空気だけ悪くする薬剤師・働かないのに権利ばかり主張するような薬剤師は、負け組薬剤師まっしぐらです。

『負け組薬剤師』にならないための対策と方法3選

負け組薬剤師にならないためには、先ほど挙げたような、『負け組』と思う原因についてしっかり理解しておく必要があります。

若いころからしっかり資産運用しておく

薬剤師の初任給が高いなら、若いうちからしっかり資産運用しておきましょう。

資産運用といっても、『ただ単に銀行に貯蓄する』では全く資産は増えません。

長期投資などして、しっかり資産が増えるようにしておくことです。1年はたいしたことないですが、10年20年の積み立てを馬鹿にしてはいけません

イメージですが簡単に例をあげると(私はプロではないのであくまでイメージとしてお聞きください…。)

①薬剤師の場合

20代から5万ずつの積み立てをすると…(25歳~40歳)

5万×12か月×15年=900万円(実際は複利なので、もう少し増える。)

40歳のころには、約1000万円の貯金が溜まっています。しかも15年積み立てが終わり、1000万円が放っておいても(複利で)増えていきます。40歳以降は今まで積み立てに使っていた5万円を自由に使えます。

貯めたお金は貯蓄として放おっておくことにしましょう。すると…

50歳 1400万円
60歳 1700万円
70歳 2000万円

と増えてきます(回す保険の金利によって変わります)。普通の生活は40歳以降にもらうお金で生活できると思いますので、気持ち的にもかなり余裕ができるのではないでしょうか。

②一般の会社の場合

20代のころは初任給が低いので貯蓄に回せるお金がありません。

40歳くらいにやっと余裕が出てきて積み立てを始めようと思いますが、この辺になってくると子供にかなりお金がかかってきます。

どうにか捻出して、同じように毎月5万円貯蓄するとします。

40歳から始めると、15年後は55歳。

5万×12か月×15年=900万円

55歳になってやっと900万円です。

でも、55歳まで働かないとこの金額にはなりません。

55歳 約1000万円
60歳 1200万円
70歳 1500万円

どうでしょうか?①と②を比べると、500万の差が出てきます。

また、早くに積み立て終了をしていたら、40歳以降から好きなように仕事が出来ると思います。生活の為に働かなくてはいけない!とはなりません。

このことがわかっていて、早くから対策をたてていたら、

50代友達「あれ?俺○○○万くらい貰ってるけど!?」

自分「そうなんだ!頑張ってるね!(私はもうしっかり貯めてるよ!これから(貯蓄)頑張ってね!)」

となり、薬剤師の年収が頭打ちしてて、かつ友達の方が年収が高くなっていてもダメージが少ないでしょう。(40歳以降、また5万の貯蓄を続けていくとさらに増えるし。)

今回は5万円で積み立てシミュレーションしましたが、倍の10万円になると貯蓄額も倍になりますので、若いうちから早々と貯蓄に回しておくのが吉です。

仕事の楽しさは何か、常に考えながら仕事する

先ほどの資産運用のところで若いうちからお金を貯めておくと、”生活の為に働かなくてはいけない”という強迫観念は少なくなっているはずです。

「明日仕事か、嫌だな…。」

「もう連休終わってしまった…。」

なんて思いながら仕事に行くのって嫌ですよね。せっかく自分の時間をつかって仕事をするなら楽しくやりたい

職場環境の良い所へ行ってもよいし、自分のやりかたかったことをしても良いし、自分って何が好きなのだろう?と思いながら仕事をして、楽しく働きましょう。

思考を変える

何でも面白がれる能力が重要】と、名だたる経営者の方が口を揃えて言います。

「薬剤師ってなんて負け組なんだろう…。」

と思うか、

先ほど挙げた対策を取ったうえで、

薬剤師にしか出来ない仕事ってなんだろう?」

「私にしか出来ない仕事は?」

「どうやったらもっと仕事が楽に、かつ楽しくなるだろう?」

「なんなら、会社の利益をもっとあげてやろう!」

ワクワクをもって仕事をするかはあなた次第

これからのあなたの働きで、今後の薬剤師の社会的地位とお給料も変わってくるでしょう。

まとめ

如何でしたか?

薬剤師はお給料・やりがい・仕事のハードさ・ワークライフバランスなどを考えると、とても良い職業だと思います。

何度も言いますが、自分を『負け組薬剤師』にするか、『勝ち組薬剤師』にするかは、これからのあなたの思考と行いにかかっています。

『勝ち組薬剤師』になるために、一緒に頑張りましょう♪

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