【自宅で稼ぎたい！】薬剤師ママがするべき在宅ワーク5選

なんてこと、育休中って考えてしまいませんか？特に子供がまだ動き回らない時期は、意外に時間があるって人も多いはず…。暇つぶしなことしても良いんだけど、稼げれるなら家でも稼いでみたい！

という人も多いはず。

実際に筆者も考えていましたし、色々なことをやってみました。（物販・SNS運用・Webなど）

実際に稼げれるのか？については、本気でするか副業程度の趣味くらいでするかにも変わってきますが、月～5万円くらいなら稼げます。それ以上の金額となると、自分次第ってところですかね。

最初に言っておきますが、決して簡単（楽）には稼げないですが、やると楽しいですしやりがいもありますよ。

薬剤師ママがするべき在宅ワーク5選

薬剤師の資格を活かすか活かさないかによっても相場が変わります。当たり前ですが、資格を活かしたほうが単価があがりますので、薬剤師ママにおすすめする在宅ワークを5選でまとめてみました。

メディカルライター

メディカルライターは、「健康や医療など、専門的な文章を作成する人」です。

この後出てくる医療ライターと混同されがちですが、メディカルライターの方がお堅いイメージ。

新薬の薬事申請に必要な書類や医療従事者向けの解説書など、専門的な文書を作成します。

論文や文献など文章を読むのが好きな人、難しい内容をわかりやすい言葉で説明するのが得意な人などにおすすめ。

正確性も大切です。

治験の実施計画書や薬学論文、患者様に渡すパンフレットや冊子などを作成しますので、医師・薬剤師・看護師など専門知識があったほうがより役に立ちます。

英語が得意な人もその能力が生かされるでしょう。

医療ライター

医療ライターの仕事は「医療や健康など、薬剤師の専門性をいかして一般の方にわかりやすく説明する文章を作る人」です。

一般の方だけでなく、専門家向け（医療従事者向け）に書く場合もありますが、メディカルライターほど固い感じではありません。

専門的すぎるものより一般の人にわかりやすく書きたいと思っていたり、薬剤に特化しないで美容や健康などのジャンルが好きだという人におすすめ。

雑誌やブログ、病院や企業のＨＰや記事を書いたりします。

かと言って、根拠もないデマの文章を書くわけにはいかないので、こちらも正確性や情報源などが大切になってきます。

そのため一般のWebライターに比べ、専門性が必要なことから単価は高めです。

医療ライターも薬剤師資格があったほうが有利になるでしょう。

ブログ運営

即効性はないですが、自分の発信したいことがある人はおすすめ。

勉強したことを発信したり、新しく勉強したいジャンルがあるという場合におすすめです。

ブログ運営で稼ぐには、アフィリエイトやブログ内で自社の商品（サービス）を売ったりします。

ブログを開設してコツコツ記事を書いていくのに時間がかかりますが、自分のペースで進められることと、1度作ってしまえば資産になることがメリットです。

デメリットとしては、闇雲に書いていくだけで稼げれるわけではないというところ。時間をかけた分だけ稼げるとは限りません。ただし反対に、良いサイトが出来上がってしまえばこっちのもんです。

少し脱線しますが、「アフィリエイトってよくわからない…。」という方は、実際に自分の目で見てみるのが早いです。

有名なアフィリエイトサイトでいくと、A8.netがあります。セルフバックなどで既に使われている方も多いかもしれませんね。（例えば○○カードを作ったら〇万円キャッシュバックみたいなやつ。）

どんな商品を取り扱っているのか目を通すだけでも面白いです。（登録無料で、特に料金は発生しません。）

医療翻訳

医薬翻訳はその名の通り「医学関係の文章を翻訳する」仕事です。

治験実施計画書等の治験関係の文書や、ガイドライン・副作用情報などを翻訳していきますが、翻訳対象になる文章は多岐にわたります。

医療や薬学の専門的な知識と英語力が求められるので、ハイレベルな能力が求められます。

翻訳で間違ったニュアンスを伝えてもいけないので、表現力と正確性が大切になってきます。

翻訳の仕事をしたことがある人や、最新の情報に触れておきたい人におすすめ。

翻訳は得意！留学していた！英語に自信がある（もしくは自信をつけたい）！という方は医療翻訳も候補に入れてみましょう。

書類作成・データ入力

書類作成・データ入力は、治験の関係書類を作成したり、医薬関係のデータ入力を行う仕事です。

例えばですが、治験の関係書類とは治験のマニュアルや契約機関への書類作成など。

案件によっては医薬の専門知識＋法律（省令）の知識も必要になってきます。

情報収集が好きな方や、法律関係の知識が豊富な方におすすめ。

英語の文章を扱うこともありますので、英語の知識もあったほうがより良いでしょう。

薬剤師ママがするべき在宅ワーク5選-番外編-

ママが在宅ワークをしたい！と思う理由は様々だと思いますが、在宅でできるけど、時間的拘束はある！というものは番外編でまとめてみました。

オンライン服薬指導

オンライン（PCやスマホなど）を利用し、ビデオ通話で患者さんへ服薬指導をします。

オンラインなので患者さんとのコミュニケーションがとりづらい場合もあるかもしれませんが、在宅でできるので通勤時間の短縮が出来ますし、人間関係が煩わしい人や事情があって外に出れない人に向いています。

反対に、服薬指導ばかりしたい！という人と話すのが得意な人にも良いと思います。

求人を探してみても、「週3からOK」「17時～21時勤務」「フルリモートOK」など様々な条件のものがありますので、自分の生活にあった働き方を探しやすいのではないでしょうか。

服薬指導はビデオ通話で行わないといけないので、人前に出ないといけないことと、ある程度の時間拘束がある所は注意です。

薬剤師講師

薬剤師講師は、薬学生にオンラインで講義を行います。

薬剤師を目指している薬学生に、個別で教えたり、講義形式で授業をしたりします。

人に教えることが好きな人、好きな科目があってその分野なら得意！という人におすすめ。

求人数はかなり少なめです。

講師自体の求人はそこまで少なくないですが、フルリモートの求人がかなり少なめ。

見つけたらラッキーですので、ちょくちょく求人サイトなどを覗いておくとよいでしょう。

こちらも在宅でできますが、時間的拘束があります。

在宅ワークのメリット

好きな時に働ける

子供が小さいときは急に体調不良になることも多く、そのたびに仕事先に迷惑をかけてしまいます。

頭では「子供が小さいし仕方ないよね…。」とわかってはいますが、なかなか気持ちはスッキリしないもの。

在宅ワークだと、子供に合わせて働くことができるので、自分や家族のライフスタイルを優先することができます。

子供たちが寝静まったあとに集中して仕事することもできますし（筆者は大体子供と一緒に寝落ちしてしまうことが多いですが…）、子供を待っている時などの開いた時間に仕事をすることもできます。

場所を固定されない

好きな場所で働けるのも在宅ワークのメリットの1つ。

極端な話、旅行中でも移動中でも自分の手が空いた時に仕事が出来ます。

スキマ時間に好きな場所で仕事をすることも出来るので、ただでさえ時間のないママや効率的に物事を進めたいママに良いと思います。

カフェなので自分の時間として仕事するのも素敵です。

人間関係の煩わしさがない

会社にいくと、めんどくさい人の1人や2人どうしてもいますよね。

（患者さんの中にもいます。）

在宅ワークでは、そのような人間関係に振り回されなくてすみます。

「面倒な人の相手はもう十分…。」「これからは自分のペースでやっていきたい。」

このような気持ちになることは誰でもあります。

人間関係の煩わしさがないのも、在宅ワークのメリットの1つです。

収入を自由に選べる

在宅ワークでいきなりめちゃくちゃ稼ぐ！というのは難しいと思いますが、コツコツと続けることで自分で稼ぐ能力が身についてきます。

もちろん正しく勉強するというのは大切ですが、今は数万の稼ぎが数年後には数十万になっていることだってあります。

数年後、数十年後を見据えて自分で働く力を身につけて、『会社だけが収入源にならない方法』を模索しておくというのも良いでしょう。

それに、自分の働きで収入が増えるのって嬉しいですよ。

在宅ワークのデメリット

収入は下がることがある

いきなり仕事を在宅ワーク1本でやるとなると、薬剤師の年収を超えるのはかなり難しいです。

しかし、まず副業としてやるなら今ある給料に+αで稼げますのでやってみる価値はあると思います。

自分で稼ぎだすと、今の薬剤師の仕事についての見方もかわってきます。

自分の薬剤師としてのどの働きに対してお給料が出ているのかなど調剤報酬についても考えますし、経営ってそもそもどうなっているの？とか、今まで見えてなかったことが見えてきたりします。

収入はいきなり増えないですが、在宅ワークをやることで得られる経験値は上がります。

自分で仕事を取って来なくてはいけない

会社に行けば仕事がある状況とは違い、１つ１つの仕事を自分の力で取って来なくてはいけません。

特に最初は慣れない作業の中、見知らぬ相手とやり取りをする必要がありますから、ストレスを感じることも多いでしょう。

ですが軌道に乗り始めると、同じ相手と何度もやり取りすることもあると思いますので、そうなればかなり楽になるでしょう。

「私って自分で仕事とれるじゃん！」と実体験を得ることができれば、自然と自信も出てきます。

ぶっちゃけ会社員のほうが楽

給料面だけ考えると、ぶっちゃけ会社員の方が楽です。

薬剤師はもともと高収入の部類なので、パートで数時間働いたとしてもそれなりのお給料が頂けます。

それに、薬剤師だとママだとしても働き口はありますし融通も利きます。

たとえ仕事を休んでも有給でお給料は発生します。

人間関係がどうしても苦手・患者さんと関わりたくない…等、特別な事情がない限りはお給料面だけ考えると働くのが早いです。

仕事の探し方

在宅ワークをするとなると、仕事は自分で探してこないといけません。どんなものがあるのか1度目を通してみるだけでも、ぐっと在宅ワークへのイメージがつくと思います。

おすすめの探し方を紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスはすぐに始めることができ、かつ即金性もあります。

取り扱っている仕事の種類も250種類と多く、案件も多いです。

仕事によっては数十万円単価の仕事～数千円単価の仕事まで幅広く、こんな仕事まであるのか！と種類の多さに驚きます。

ライターの仕事でいえば、初心者ライターは1文字＝0.5円～1円程で仕事があることが多く、3000文字の記事を書くとなると、1500円～3000円程度の報酬になります。

薬剤師の資格を活かして専門的な記事を書くとなると、1文字＝2～4円と高単価になることが多いので、一度どのような仕事があるのか目を通してみると良いでしょう。

いきなり高単価な仕事をやるというよりは、徐々に実績をつくっていき単価UPを狙いましょう。

クラウドワークスの会員登録は無料ですので、安心してどんな仕事があるのか確認してみるとよいです。

プロフィールを入力する欄があるので、薬剤師資格を入力しておけば向こうからオファーしてくれることもありますよ。

ココナラ

ココナラ は自分のスキルを商品化して販売できます。

クラウドワークスが自分でどんどん仕事を取っていくイメージに対して、ココナラ は向こうが気に行ったら購入してくれる（仕事をくれる）感じです。

実績がないうちはなかなか案件獲得までに結びつかないかもしれませんが、段々と実力がついてきたらこちらが仕事を探さなくてもお仕事が入ってきます。

クライアントが気に入れば仕事をくれるような、まさに自動化のような仕組みになります。

先ほどあげたライター業や、自分の強みなどを商品化してみましょう。

ココナラも会員登録無料です。

おすすめのやり方としては、クラウドワークスとココナラ 両方始めてみて、即金性でクラウドワークスを使いつつ、ココナラ で後々自動化を計るやり方がよいのではと思います。

一般求人

一般求人の中にも、フルリモートOKという求人はあります。

数はそこまで多くないので、こまめにチェックするか長いスパンで探す必要があるかもしれません。

どんなものがあるのか1度ググってみたりして、目を通してみるのがおすすめです。

実際に在宅ワークやってみてどう？注意点はある？

筆者は在宅ワークで現在の年収を超えてやる！と意気込んではじめてから「あれ？思ったように稼げないぞ…」となってしまった口ですが（笑）、実際にはめちゃくちゃ稼いでいる方もいらっしゃいます。

でもそのような方たちはもともとの熱意や行動量が桁違いだったり、正しい道を進んでいる印象です。

実際に在宅ワークをやってみると、お金を稼ぐこととはこういうことなのか！と会社員ではわからなかった視点で物事を考えれるようになりましたし、0から１を作ることの大変さもわかりました。

子育て中はどうしても何事も中途半場になってしまっている感じがして、「私って本当にこのままでいいのかなぁ…」と思ってしまうことが多いです。

家事を1つするにしても子供がいると3倍は時間がかかるし完璧には出来ない・仕事はというとバリバリ働けない・頭では『今は子育てをしているんだから仕方がない。』とわかっていても感情まではコントロール出来ません。

そのような中、会社に頼らず自分の力で稼げた時は「私でも出来るんだ！」と嬉しいもので、会社員でもらうお給料とはまた違った感覚で楽しくやることが出来ています。

注意点としては、何をするにも楽しんでやることが重要・過度の期待は（してもいいけど）しすぎると現実とのギャップに苦しむこと（笑）・1人ですべてを始めるのは大変なので誰かに頼ったほうが早いということくらいです。

誰に頼るかですが、近くに自分の興味がある方法で稼いでいる人がいたらその人に聞いてもいいし、スクールに入るのもおすすめです。

「急にスクールに入れって言われても…」

って感じになると思いますので、『PCがあまり得意でない・Web関係をやりたい・SNS（XやInstagram）で稼いでみたい』という気持ちがある人はWithマーケがおすすめ。

Xなどでも発信していますので、気になった方は是非探してみてください。

まとめ

如何でしたか？

薬剤師の資格を活かした在宅ワークをすると、一般の求人の単価よりあがります。

その分専門知識が求められますが、薬剤師の勉強にもなりますね。

反対に薬剤師とは全く違う分野で、自分の趣味で稼いでみるのも楽しいと思います。

収入の柱が2本になったり、やりがいを感じてどんどん楽しくなったりと新しい世界が開けます。

楽しく在宅ワークを始めてみましょう。