「薬剤師は子育てと仕事の両立が出来る最高の仕事です!」
「だからこんな風に働けます!」
ってよく聞く話です。実際に両立している人のブログがあったり、記事があったり…。
反対に専業主婦になってよかった!って話をみないので、現在専業主婦の私が、専業主婦でよかったこと・つらかったことを全力で書きたいと思います!
この記事を読むと…
・専業主婦でよかったこと(主に子育ての話)
・専業主婦でつらかったこと(主にお金や仕事の話)
・子育てvs仕事どっちをとるのが正解?(結局選べない‼)
についてわかります!
専業にするか兼業にするか悩んでいる人、これから子供を育てていこうと思っている人たちの参考になれば幸いです。
専業主婦でよかったこと5選
子育てと仕事の両立について書かれたブログ記事が多いので、私は専業主婦になってよかったことを5選でまとめてみました!
やはり1番はコレ!子供との時間を多く取れる。
私は子供と沢山関わろうと思って専業主婦になっているので、やはり1番よかったことは子供との時間が取れる事。
2ちゃんねる開設者のひろゆきさんも、YouTubeで5歳までは母親が傍にいてあげたほうが良い!と言っていたので沢山関わろうと思っています。
この先復職するにしろ、子供が何歳になるまで時短勤務にするか?もしくはいつ復職するか?は悩みどころです。私は別にひろゆきさん信者ではないですが(笑)5歳というのは、1つの基準として考えるのには良いかもしれないなと思いました。
では実際に子供との多くの時間をとれて、特に良かったなと思う点をお話します。
【子育ての醍醐味!】成長過程を一番近くで見れる(普段の遊び、習い事など)
保育園から帰ってきた後も、一緒に外で遊んだり・中で絵本を読み聞かせたり・一緒に晩御飯を作ったり…一緒に体験する時間を多く持てています。
私はこの時間がとても貴重だと思っていて、この先子供が大きくなった時の考えの基盤になると思っています。
子供だけだとわからなくなったり、出来なくなったりするとそのまま終わることが多い気がします。でも大人がほんの少しアドバイスするだけで出来るようになることは多いですよね!
1つの事が出来るようになった!こうやって頑張った!一緒にどうやったら出来るようになるか悩んだ!
逆上がりでも自転車でも何でもいいのですが、一緒に悩み、Try&Errorを繰り返す。
そして出来るようになる。
出来たらその後は、大好きなお父さんやお母さんに褒めて貰う。
そしてまたチャレンジする。
Try&Errorの精神をここで培ってくれたら嬉しいなと思って接しています。
もし自分がフルで働いていたら…。
朝保育園へ送る→18時頃に保育園に迎え→急いで夕飯を食べさせ、寝かせる。→朝保育園へ送る→…
この繰り返しだったと思います。
子供と一緒にいる時間は、1日わずか5時間程でしょうか?
その5時間でも、家事や子供の準備などがある為きちんと向き合う時間はかなり少ないはず。
専業主婦を選んだおかげで、子供の成長を堪能出来る贅沢を味わえていると思っています。
旅行など、幼少期の体験を多くできる
旅行に思い立った時に行ける。
子供の色々な体験は今後の意欲や関心に直結する!(はず!)
しかも人の少ない平日や閑散期を狙って、お得にかつ快適にいけるのは最高です!
体験したいから旅行に行ったのに、人が多くてあまり体験出来なかったという事態を避けれます。
気にするのは主人の仕事だけ。
仕事が忙しいから…という理由で行けない!なんてことがないのは有難い。
正直に言いますと、働いてないので旅費が痛いです(笑)。が、幼少期の体験はプライスレス!と思って(可能な範囲で)外に出ています。
旅行から帰って来て子供たちに、
「○○は楽しかった!また行きたい!○○をまたしたい!」
と言われたら、これ以上に嬉しいことはないです。
少しでも子供たちの視野を広げれたかな?喜んでくれてよかった!と思う瞬間です。(その後は、これはどこだった?何県だった?どうやって作ってたっけ?とお勉強モードに入ります。笑)
子供が小学校に上がったら、ホイホイ好きな時期には行けないですよね。子供たちが幼少期の今、専業でよかったなと思うポイントの1つです。
話し合いの時間がしっかり持てて、話をじっくり聞いてあげられる
夫と?いえいえ子供とです!
娘たちはめちゃくちゃお喋りなのですが、なんせ話が長い!
全て聞いているわけにはいきません。かといって、
「今は忙しいから。」
「早く寝ないといけないから。」
「喋らなくていいから、お口を動かしてご飯を食べて!」
って毎日言いたくないですよね…。
「はいはい、急いで急いで~。口も動かして~」
と言いながら、割と時間に余裕がある。ご飯を作っていても、1分1秒を争っているわけではないので聞く余裕がある。
「今日は保育園どうだった?何して遊んだ?」
子供の話をじっくり聞くことは、子供自身の心の安定につながると言いますし、子供のアウトプットにも良いかなと思って聞いています。
何より毎日子供の話が聞けて楽しいです。
忙しいから話が聞けないって毎回言いたくないので、よかったです!
時間に追われていないので、理不尽にイライラしにくくなる!
私は時間がなかったり焦るとすぐにイライラが出てしまう方で…。(反省)
「早くして!」
「何で着替えてないの!!」
と朝から怒鳴って、ぷりぷりしながら送迎する…。
車内は毎朝嫌な雰囲気が常に流れる…。
こんな時期もありました。
でもよくよく考えて、
「あれ?別にそんなに時間も差し迫っているわけでもないし、ここまで毎日怒る必要ある?」
ってなってから少し落ち着きました。
仕事をしていたら、出勤時間があるのでこうはいかないだろうな…と思います。
急な体調不良…休みもすぐ対応できる
コロナ、インフルエンザ、流行性結膜炎…。
みーんな保育園で貰ってきます。
そして、1人また1人とどんどんうつっていく…。
結局最後は家族全員うつりますよね…。いっぺんになってくれたら休む期間も短いのですが、3日後くらいのスパンで順々にうつっていきます。我が家は5人家族なので、治るのに1か月くらいかかります。
気兼ねなく休めるのも専業主婦の良い所。
兼業だとこうはいきません。誰も悪くないと思っていても、やはり職場に迷惑がかかるので休んでいる間は気持ちが重いですよね…。
「あ、体調悪いの?じゃぁ休もうか。」
そう言ってあげれるのも、専業主婦だからです。
夫に優しくできる!夫婦円満で、家庭円満♪
(※私の場合です!)
自分が働いている時は何とも思いませんでしたが…。
夫に、
「いつも働いてきてくれてありがとう。」
と思うようになりました(育児でイライラしている時は除きます)。
専業主婦で自分に稼ぎがないので、なんとなく不甲斐ないっちゃないんですが、そこは夫婦。お互いが助け合えばいいのかな、と思うようにしています。
今私は子供との時間を大切にしたいので、主婦業に専念。夫は仕事に専念。
もし夫が何か他の事に専念したくなったら、今度は私が仕事を頑張ろうと思います。
夫婦が円満で家庭が円満だと、子供たちの精神が安定すると言いますので、お互い働いてギスギスするより良い!と感じています。
薬剤師以外の働き方や趣味に没頭できる
働きに出ないとお給料が貰えない…→それは困る!→なんとかして稼がないと!
と思い、薬剤師以外の働き方を探しているのも良かった点の1つだと考えています。
医療関係って特殊ですよね…ついつい視野が狭くなりがちですし、関わる人も限定的ですし。
専業主婦の間だけでも、違うことに目を向けてみるのも面白いなと感じています。
全く関係ないことを始めるもよし、趣味に没頭してそれを仕事にしてみるもよし、もちろん今まで培った薬剤師としての知識を生かすもよし。
今までと違ったことが出来て、新しいことに挑戦できます。
毎日毎日仕事に行って、
「楽しくないな。面白くないな。でも生活の為だし仕方ないよな。」
と思いながら働くより、自分が楽しいことをする時期があってもいいのではと思います。(きっと薬剤師の仕事が楽しくてしょうがない人は、専業主婦を調べたりせず、すでに働いていると思うので。笑)
自分の力で1から稼いでみて初めて、稼ぐことの大変さがわかりました。
資格があることのありがたみもわかりました!
反対に、会社員であることのメリットや自分がプロフェッショナルであることの大切さを再確認できたのも良かった点です。
専業主婦でつらかったこと3選
次に専業主婦でつらかったことを、3選でまとめました!
やはり1番はお金
今まで定期的に入ってきていたお給料が貰えないのはやはり辛い…。
時間もお金も両方が手に入る方法を模索中ですが、正直、貯めていたお金が減っていくのは焦ります。
今はお金で買えない時間を買っているんだ!と頭で理解していても、実際貯金が目減りしていくのを見るとどうしても焦りますね(笑)。
社会的な承認欲求が得られない
家事をしたから凄く褒めて貰えるでもなく。
子育てしているからいいよと言われるでもなく。
稼いでもないので、自己肯定感が下がることが時々あります。
やっぱり人間は誰かに認めてもらいたい、褒められたい、存在意義を感じたいと思うものなんだなぁと感じています。
関わる人が限定的
薬剤師の仕事をしていても限定的ではあるのですが…。
さらに狭いです。家族と親族とママ友と…くらいでしょうか?
もともと私の地元でもないですし、何か習いに行っているとかではないのでそれくらいしか関わることがありません。
関わる人が限定的ですが良い点といえば、“自分の合う人とだけ関わっておけばよい。”とういのは良い点ですね。
職場と違って、”嫌だけど毎日会わないといけない。””話さないといけない。”ということはないので、苦手な人はそれなりのお付き合いで。合う人はもう少し踏み込んで。と分けれるのはメリットかもしれません。
そもそもアクティブな人なら、あまり気にならないデメリットですね。
子育てvs仕事どっちをとるのが正解?
冒頭でも書きましたが、結論は選べない!です。
あえて正解と言うなら、ママがストレスないように生活することが正解かなと思います!
子供との時間をじっくり取りたい人は専業主婦へ。
仕事に行っていたほうが、24時間子育てしているよりメリハリがついて良い!という人は兼業主婦へ。
どちらも当てはまるなぁと悩んでいる人は、両方やってみたらいいと思います!
ママが笑顔でいることが子供にとっては1番幸せなことですから、ママが毎日楽しく笑顔でいることが重要です。
迷ったら、自分がよりストレスなく生活できるのはどれか⁉と整理してみてもいいでしょう。
復職した今だから思う…週1で働くのもアリだったんだ!の話※追記
この記事を書いたのは専業主婦時代だったのですが、現在は復職しています。
復職した今になって感じたことがあったので、せっかくなのでここに追記しておきたいと思います。
専業主婦時代の私は『ガッツリ働くor全く働かない』の2択だったのですが、今になると『ゆるく働く』という選択肢もあったんだ!と感じています。
今の職場では、ダブルワークのため週1で働いている人や扶養内で少しだけ働いている人など色々な人がいます。(扶養内なので、2週間に1回とか?)
子供がまだ小さいので…と言って、週1回とか午前中だけ働くのもアリなんだ!と目から鱗状態でした。
例えば週1ででも働いたら、専業主婦で感じていたデメリットがほぼなくなるのでは!?と思います。
もちろんそのような状況でも来て欲しい!という職場を探さないとダメですが、ダメ元でも探してみるのはありだと思います。自分が思っているより求人がある可能性もありますよ。
特に、薬剤師が少ない地域なら来て欲しい!と思う企業は多いかも。知り合いのツテで探しても良いし、よくわからなかったら薬剤師転職サイトに聞いてみると早いです。
もし「週4は出て貰わないと…」って感じで言われたら、「それなら子供が大きくなった時に是非お願いします。」と断れば良いだけですしね。
実はこんな選択肢もあるんだよ!とシェアしておきたかったので、追記しました。
薬剤師だからこそ、可能性は無限大!
専業でも兼業でも、ゆる兼業でも自分が選んだ道が正しいと思えばよいです。
それに離職してもすぐ働けるのが薬剤師の良い所です。
しかも薬剤師は1度辞めたからと言って待遇が大幅に下がることはないですよね。
昔は大きい会社に勤めていたから高収入だったけど、今は辞めて働き口がない…!なんてことはありません。
自分のやりたいようにやっても、また働き出すのがそんなに難しいことではない。
それなら、やりたいようにやる時期があってもいいんじゃないかな?と私は思っています。
まとめ-別にどちらかにこだわる必要はない!今を大切に。-
私は現在専業主婦ですので、今回は専業主婦の良い所をまとめてみました!
幼少期のレアな時期を一緒にいれるのは、本当に今しかない!
仕事は後からでも何とでもなる!挽回できる!(特に薬剤師‼)
兼業主婦になったら、また兼業主婦の良い所を沢山書こうと思います(笑)。
妊娠中も思いましたが、妊娠も子育ても人生の中のほんの少しの間ですので、今、この一瞬を大切にして頂きたいと思っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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